前置き
ICONIA TAB A500 を2年ほど使用してたけどそろそろスペック的に限界を感じたので新調しようと思ってました。
新調するにあたっての条件は
10インチクラス
高精細なディスプレイ(Androidでいうところのhdpi以上)
軽やかに動く
の3つ。
元々Androidの10インチクラスのタブレットで高精細ディスプレイを搭載したものは少なく、
かつ 軽やかに動く というのに納得いくものが Xperia Tablet Z しかなかったのでこれに決まり。
本当は Nexus 10 にしようかと思っていたのですが、2560 x 1600(300ppi)という高精細なディスプレイに
CPUとGPUの能力が追いつけず動作がもっさりしている感じだったので辞めました。
次にdocomo版とWi-Fi版のどちらにするかで悩んだけれど、
10インチクラスのタブレットを外で使うことはあまりないと思ったのと
docomo版はアップデートが遅い or 見送りということがあり得るのでWi-Fi版に。
購入 & 写真とスクリーンショット
開封時に写真撮るの忘れたので今回開封の儀はありません…。
今回は中古で安いところを見つけたので中古で購入。
珍しく個人売買。
普段は多少高くてもちゃんとした(?)お店から買っていたけど、発売してから日が浅いのと保証書完備だったのトライ。
以下適当に外観の写真とスクリーンショット。
表面
裏面
どうみてもまな板。
Nexus 7、新しかったiPadとサイズ比較
起動時に初期設定ウィザードが立ち上がります
初期ホーム画面
COOKPADはアプリではなくWebサイトへのリンクです…。
初期アプリ
au Wi-Fi(体験版)接続ツールとは一体…。
何気に便利。
Xperia独特の設定項目
PS3のコントローラが使えるとは。
タブレット情報
ちなみにホーム画面にあったCOOKPADはアプリではなくたんなるWebサイトへのリンクだと書きましたが、
その理由は
アプリがXperia Tablet Zに対応していないので苦肉の策としてリンクを置いたのでしょう。
てか、なんで対応していないの…。
良いところ
デザイン
好みの問題だけど自分は丸っこいのより角張っている方が好きなので。
見た目といい持った感じといいまさしく「板」。
軽い(重量的な意味で)
約500gという10インチクラスでは圧倒的な軽さを誇っている。
片手で持ってもあまり疲れないのがGood!
軽い(動作的な意味で)
もっさり感やスクロール時のつっかかりはほぼ感じない(アプリによってはあるけどアプリ側が原因と推測)
スモールアプリが出来る子
ブラウザとタイマーをよく使います。
SDKもあるみたいなので機会があれば作りたい。
液晶
購入条件のひとつ。
文字が綺麗に表示されると気分が良くなる。
もちろん大きい画像を見るのにも役立ちます。
ただ、ちょっとモバイルブラビアエンジン2の色表現が派手かなー。
音質
"タブレットとしては" 結構いい音がなります。
複数人で動画見る時に活躍。
残念なところ
SDカード非対応
micro SDカードなら挿せるけど、デジカメで撮った写真を確認したいのでSDカードを使えた方が嬉しかった。
充電が遅い
手持ちのガジェットの中でも圧倒的に時間がかかっている。
バッテリーの容量が大きいのとUSB経由での充電だからかなぁ。
ベゼル
ベゼル幅は今の半分ぐらいにしてほしい。
ダミーカード
micro SDカードの横に謎のスペースがあり謎のダミーカードが挿入されている。
恐らくこれはdocomo版だとSIMカードスロットとして使われているのでしょう。
半角カナ
ところどころ半角カナが使われているところがある。
ぶっちゃけダサいのでやめてもらいたい。
いいカバーがない
iPadの風呂の蓋(スマートカバー)みたいなカバーの開閉でスリープがON/OFFするものが欲しい。
一応開閉でON/OFFする製品はあるんだけど、全面覆うタイプのカバーだからどれも300gくらいあって、
折角の軽さという長所を相殺してしまうのが厳しい。
風呂の蓋みたいに前面で覆うタイプの登場を待ってます。
個人売買に潜む罠
んで、ある意味本題。
前述の通り今回は個人売買を通じて手に入れました。
いつも通りモノが家に着いたらまずは梱包物の確認と端末の動作確認。
梱包物は説明文通りで問題無し。
次に端末の動作をチェックしようと電源ON。
上記の設定ウィザードを終え無事起動。
んで、おもむろにホーム画面にあったアルバムアプリを起動。
するとそこには見知らぬ人が写った写真が大量に…。
半分パニックになりながら端末内のデータを見てみると、どうやら前の使用者のデータがそのまま残っている感じ。
Androidには(iOSにもあります)端末をリセットする機能があるけれど
デフォルトではデータを削除せずにリセットされる。
データを削除してリセットするにはチェックを入れて(上記のSSだと 内部ストレージ内のデータを削除)リセットすればいいけれど、
見ての通りXperiaのスキンだとチェックボックスが微妙に見づらい。
なので前の使用者はチェックに気付かずリセットすれば当然データも消去されると思っていたのでしょう。
それはさておき個人情報っぽいものも満載な感じだったのでその場でデータ消去してリセット。
お店を介しての売買だと店側がここらへんもチェックしてくれると思うけど、
個人売買だとついうっかりで大事なデータが流出してしまうのが恐ろしいところ。
勿論個人売買だけじゃなく知り合いとの譲渡でも同じ事が起こるし、お店でも絶対安心というわけじゃない。
端末を手放すときはリセットした後も再度起動しちゃんとデータが消えていることを確認(戒め
まとめ
デザイン・スペック共にポテンシャルの高いタブレットで大満足。
今Androidで10インチクラスのタブレットを買うとしたら間違いなくこれでしょう。
欲を言えばディスプレイの解像度が2560 x 1600だったらなーと思うけど今のCPU・GPUだと厳しいですね。
そう言う意味ではTegra 4やSnapdragon 800に期待。
ICONIA TAB A500みたいに2年間弄り倒せることを信じて、Xperia Tablet Zも愛用していこうかと。
あと端末を手放すときはくれぐれもデータの初期化を忘れずに…。