前置き
Windows 8が発売されて1ヶ月半経ちました。
自分は初日に購入したものの初っぱなから困った事態になったけど、よくわからないまま解決しその後の経過は順調です。
さて、折角Windows 8にしたんだし巷で話題(?)のWIndows ストア アプリでも作ろうかと思ったのですがここでひとつ問題が...。
何を隠そうというか記事のタイトルからわかるように自分は Windows 8 タブレットを持っていない。
勿論 Android や iOS みたいにシミュレータはあるので開発自体は出来るけど、所詮はシミュレータなのでアプリの使い勝手の良さを十分チェックすることは出来ない。
なので実機ことWindows 8 タブレットが購入しようと思ったのですが残念なことにどれも高い!
最安はacerのICONIA W510で約60000円かな。
PCとして考えるとそうでもないのですが、あくまで動作チェック用として考えると高い。
何よりICONIA TAB A500の時に日本だけOSのバージョンアップをしなかった実績があるのでイマイチ acer が信用できない。
そんなこんなで悶々とする日々を過ごしていたところこんな記事を発見。
Windows 8 に最適化したiPad向けのリモートデスクトップとのこと。
元々iOS・Androidで使用するリモートデスクトップアプリとしてSplashtopは愛用してたけど、まさか Windows 8 向けのものがあったとは…。
実践
・用意したもの
Windows 8 搭載PC
新しかったiPad(第3世代)
ICONIA TAB A500
Nexus 7
自作WIndows ストア アプリ
・Splashtop
Android向けはSplashtop 2でOKなのに、iOS向けはSplashtop 2ではNGでわざわざ専用アプリがあるのが謎。
ついでに言うとiOS向けのSplashtop 2はアカウント作らなくても使えるのに、Android向けSplashtop 2はアカウント必須なのも謎。
一通り準備が出来たら早速自作Windows ストア アプリを実行。
まずはクライアント側の端末をiPadでテスト。
Instagramから猫のタグがついている写真を取得し表示するアプリ。
この本のサンプルコードを元にさっくり作成しました。
静止画なんでわかりづらいけど、マルチタッチジャスチャのピンチズームも問題無く出来ます。
次にA500でテスト。
すると...
Windows ストア アプリが動作する最低解像度 1024 x 768 を満たしていないよ!というメッセージが。
A500でSplashtopを使用するとWindows側の解像度が 1280 x 720 になるので縦幅が足りない模様。
A500自体は1280 x 800という解像度だけど、下部のシステムバーで領域が減っている。
前々からAndroid版Splashtopもフルスクリーン表示に対応して下部のシステムバーの領域も活用して欲しいと思っていただけにこれはほんと残念。
もちろんWIndows側の解像度を上げればアプリが起動するようになるけれど、Windows側とクライアント端末側の解像度が合わず(ドットバイドットにならず)とても若干見づらくなってしまうのがネック。
解像度を上げてとりあえず動作するようになったけど、A500はスペックがスペックなだけにかなり重かった...。
Nexus 7はA500同様解像度の問題があるけれど、それさえクリアすればサクサク動作しました。
まとめ
駆け足だったけどざっくりまとめ。
リモートデスクトップだけどほとんど遅延を感じずに扱える(ただし端末のスペックによっては重い)。
Windows 8のタッチジェスチャもストレス無くしっかり動作する。
元々Windows 8が10インチを想定しているのか、7インチだと見づらいので10インチ推奨。
解像度によりWindows ストア アプリが起動しない問題あるので 1024 x 768 以上の端末を推奨。
Android でソフトとウェアボタンを使用している端末はスペックの解像度通りに動作しないので注意(そのうちSplashtopが対応してくれるといいなぁ)
最後に、自分の用途では Splashtop は Windows 8 タブレットの代わりになるので暫くはこのスタイルでWIndows ストア アプリを開発していこうかと思います。
でも、Surfaceが欲しい…。
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