2012年8月12日日曜日

7インチタブレット - Google Nexus 7を使ってみて -

Nexus 7を購入 してから約2週間たったので軽く感想を。

Nexus 7について

 特に不具合らしい不具合も無く今日も元気に動いてます。

・良かったところ
GPS(動作が速くかつ正確)
背面(材質がラバーっぽいお陰で片手で持っても滑って落下しづらい)
バッテリーの保ち(10時間くらいは余裕で保つ)

・気に入らないところ
スクロールの勢いが弱い(個人的にはもっとスクロールの移動量を増やして欲しい)
タブレットUIではなくスマートフォンUI(さらにホームアプリは縦向き固定)
熱い(3Dや動画を観ていると背面がほんのり暖かくなる)

予めスペック等分かっていた部分を除いての評価。
スクロールとスマートフォンUIに関してはカスタムROMを入れればどうにでもなりそう。
熱さに関してはiPad以上HTC Vivid未満という感じで、我慢できないほど熱くなるわけでは無い。
が、この暑い時期にはちょっと辛いと思うことアリ。

正直ようやくiPadに対抗できそうなタブレットが出たなという感じかな。
今まで新しいAndroid タブレットを触ってはガッカリするを繰り返していたけど今回はそれが無くてホッとしました。
勿論コンテンツ(アプリ)の差が相当開いているけど、同じ土俵に立てたという意味ではAndroidタブレットとしては大きな一歩かと。

それはさておき、兎に角予想外だったのは気に入らないところにも書いたけどUIがスマートフォンUIだったところ。
てっきり自分はGoogleがほぼ無いに等しいタブレット向けのAndroidアプリを開発者に作って貰うためにNexus 7を作ったと思っていたんだけどね。
もちろんNexus 7がスマートフォンUIだからと言ってタブレット向けアプリが開発出来ないというわけじゃないんだけど、スマートフォンUIは横向きが使いづらいので今まで通り縦向きのみを考慮したアプリばかり開発されないか不安。

最後に。
5月25日にNexus 7が技適を通過してた というわけで日本で発売される!?と噂されているけれど、
Nexus One、Nexus S共に技適を通過しても国内では販売されなかったので、日本で販売する為というよりもGoogle Japanの社員やGoogle I/Oに参加した人たちに配布する為ということなんでしょう。
早く日本もGoogle Play ストアで音楽や書籍が購入出来るようにならないかなぁ。
そうすれば日本でも低価格でNexus 7が買えるようになるはず。

Android 4.1について

いくつか気になった機能の感想。

・高速化、反応性改善
「え?今までやってなかったの?」という改善内容だったけど効果はてきめん。
Nexus 7に限らず こっち で試したA500でも描画・レスポンス共に良くなりました。

・Google Now
ユーザーの検索・行動履歴を元に今ユーザーが知りたがっていると思われる情報を提示してくれる機能。
自分の場合は会社 or 自宅までの経路・移動時間・時刻表、近場のオススメの料理店、カレンダーの情報をよく表示してくれる。
なかなか面白くてそこそこ実用的だとは思うんだけど、休日も平気で職場への通勤経路を提示してくるのがアレ。
学習が足りないのかな。

・音声入力
家の中限定だけどそれなりに使用している。
長文だと厳しいけど、短文なら殆ど正しく入力される。
タッチディスプレイでキーボード入力するのは面倒なのでこれは助かる。
問題は自分の英語の発音が悪いみたいで英語に関してはちっとも思っていたとおりに入力出来ないこと。

・Android Beam
Android Beam対応している端末同士を近づける(Nexus 7の場合は背面)と表示しているアプリの情報を相手の端末に送りつける機能。
ブラウザで見ているURLや写真やビデオを共有(送信)出来る。
家族で「この記事 or 動画面白いから見て!」というやりとりが多々あるので助かる。
とても便利。

7インチタブレットについて

※Nexus 7を7インチタブレット、HTC Vividをスマートフォン、iPadを10インチタブレットに置き換えるとわかりやすくなるかもしれません。

Nexus 7を使い始めてからHTC VividとiPadの使用率がガクッと減りました。

Vividは外出時での利用がメインなので、Vividより画面が大きく、VIvidより重いけどそのことをあまり意識すること無く同じように片手で持てるので気付いたらNexus 7ばかり使用している。
あとはGoogle+アプリの1画面におけるポストの表示数がVividだと1.7個くらいなのにNexsu 7だと6個も表示出来るというのも大きい。
そんなこんなで今のVividはテザリング & カメラ(Instagram)用の端末となっています。

対してiPadの利用は家の中での利用がメイン。
Nexus 7はiPadよりも画面が小さいけれどウェブブラウジングしたりメディアを視聴するには十分な大きさはあるのでどうしても軽くて持ちやすいNexus 7ばかり使用している。
仰向けに寝転がっても使えるのがGood。
しかし、Nexus 7で電子書籍を見開きで読むのは厳しいので、電子書籍に関してはiPad(新しいiPad)を使用しています。

というわけで7インチというサイズはスマートフォンの携帯性とiPadの視認性を良いところで併せ持ったサイズということを実感。
手が小さい自分でも片手で掴める(握れる)し、端末と目との距離も近すぎず遠すぎずで丁度良いし、大きさも10インチタブレットの半分程度なのでバッグなどに入れやすい。
閲覧用デバイス・ビューアとしては今のところこのサイズがベストだと思う。

しかし、人に見せたり何か作成・編集するということをするには10インチくらいのサイズは必要かと。
実際に今の法人でのiPadの使われ方はそういうのがメインだしね。

最後に噂になっているiPad mini(仮)について。
実際にどうなるかはさておき、今噂になっている7.85インチサイズだと片手で握れなくて7インチタブレットの旨味が無いような?

例え7.85インチから7インチになったとしても画面の比率が4:3なので自分は握れそうにないのが残念。
西欧人は手が大きいからこのくらいの大きさは余裕なのかな?

最後に

余談ですけど家族全員タブレットを使用するようになってから月々の電気代が2000円程度下がりました。
PCの消費電力量恐るべし。